2人目の出産に伴い、1人目と比較しながら
妊娠から出産までにかかった費用について詳しく紹介します。
Contents
妊娠・出産費用の内訳は?
妊娠・出産にかかる費用の内訳は、主に以下の3種類です。
検診費用は受診する医療機関や助産院によって異なります。
●分娩・入院費用
●マタニティ、ベビー用品
今回は「妊娠検査費用」「分娩・入院費用」にかかった費用の詳細を紹介します。
妊娠期にかかった費用
妊娠期の費用は、主に医療費にかかりました。
実際に発生した費用の詳細は下記の通りです。
内容 | 金額(1人目) | 金額(2人目) | 差 |
---|---|---|---|
妊婦検診前の診察や検査 | 8,840円 | 1万630円 | +1,790円 |
妊婦検診代 | 8万5,000円(計12回) | 11万3,000円(計13回) | +2万8,000円 |
検査代 | 4,000円 | 5,000円 | +1,000円 |
薬 | 1,010円 | 1,450円 | +440円 |
その他 | 2,500円 | 14万9,370円 | +14万6,870円 |
合計 | 10万1,350円 | 27万9,450円 | +17万8,100円 |
● 妊婦検診前の診察や検査
妊娠確定前後の初診料、検査費にかかった費用です。
私の場合、最初の段階で近所のクリニックから無痛分娩が受けられる病院へ移り変わりました。
その為、初診料が2回掛かっています。
内容 | 金額 |
---|---|
1つ目のクリニック:初診代 | 5,000円 |
2つ目のクリニック:初診代 | 3,630円 |
2つ目のクリニック:診察代 | 2,000円 |
合計 | 1万630円 |
● 妊婦検診代
私の住んでいる市では、上限12万円の助成金がありました。
妊婦検診でかかった費用は12万円以下だった為、
実費としては0円でした。
● 検査
無痛分娩を行うにあたって採血による検査が必要だった為、採血代と
胎児スクリーニングの為の超音波検査(※任意) にかかった費用です。
内容 | 金額 |
---|---|
採血代 | 2,000円 |
胎児スクリーニングの為の超音波検査 | 3,000円 |
合計 | 5,000円 |
● 薬
妊娠後期に早産の可能性があり、貧血気味だった為、
薬を処方してもらっていた時にかかった費用です。
● その他
今回妊娠9週目で、首のむくみついて指摘され
検査自体は任意ではありましたが、NIPT検査を受けることにしました。
NIPT検査をかかった費用を記載しております。
内容 | 金額 |
---|---|
紹介状 | 3,000円 |
NIPT検査 | 13万8,370円 |
NIPT診察代 | 8,000円 |
合計 | 14万9,370円 |
妊娠期に利用した公的補助制度
以下の市の制度を利用しました。
※住んでいる市によって金額や制度は、異なります。
妊婦健康診査助成券
妊婦健康診査にかかる費用の一部を助成券としてもうらことができます。
私の住んでいる市の場合、1回の妊娠につき、
妊婦健診14回分:12万円を限度に助成金がでました。
出産・子育て応援給付金
妊娠の届出時に「出産応援給付金」として、妊娠1回当たり5万円(現金)を
もらうことができます。
また、出生の届出後にも「子育て応援給付金」として、
児童1人当たり5万円(現金)をもらうことができます。
助成制度 | 金額 |
---|---|
妊婦健康診査費助成券(※) | 11万3,000円 |
出産応援給付金 | 5万円 |
合計 | 16万3,000円 |
※ 市による助成券12万円の内、妊婦検診代として11万3,000円を使用しました。
出産後にかかった費用
今回の出産でも一人目と同様、「無痛分娩」を選択しました。
出産~退院までの5日間でかかった費用について、下記の通りです。
内容 | 金額(1人目) | 金額(2人目) | 差 |
---|---|---|---|
入院費 | 15万円 | 15万円 | |
新生児入院料 | 5万円 | 5万円 | |
分娩費 | 41万円 | 40万円 | -1万円 |
検査・薬剤費 | 5,920円 | 5,810円 | -110円 |
産科医療補償制度 | 1万6,000円 | 1万2,000円 | -4,000円 |
処置・手当 | 1万3,000円 | 1万7,250円 | +4,250円 |
文書料 | 3,300円 | 3,300円 | |
その他 | 1万3,200円 | 2万470円 | +7,270円 |
合計 | 66万1,420円 | 65万8,830円 | -2,590円 |
● 分娩費
今回は無痛分娩を希望したため、自然分娩の費用(30万円)に対して
+10万円が無痛分娩料となっています。
内容 | 金額 |
---|---|
自然分娩の費用 | 30万円 |
無痛分娩の費用 | 10万円 |
合計 | 40万円 |
● 文書料
出生証明書を発行する為の費用です。
まとめ
妊娠~出産までにかかった実費の合計金額は「27万5,280円」でした。
内容 | 金額(1人目) | 金額(2人目) | 差 |
---|---|---|---|
妊娠時にかかった費用 | 10万1,350円 | 27万9,450円 | +17万8,100円 |
出産時にかかった費用 | 66万1,420円 | 65万8,830円 | -2,590円 |
助成金額 | -50万5,000円 | -66万3,000円 | +15万8,000円 |
合計 | 25万7,770円 | 27万5,280円 | 1万7,510円 |
今回は、一人目出産時の前回と比較すると
NIPT検査を行ったことにより金額が増額しましたが、
出産育児一時金の助成金額が42万円から50万円に引き上げられたり
新しい市の助成制度「出産・子育て応援給付金」が追加されたりと
給付金が増額されたおかげで、負担金額は少しずつではありますが
減ってきたのかな?という印象でした。
住んでいる市の助成制度や、
任意検査を受けるかどうか等によって金額が変わる為
ご参考程度にしていただけたらと思います。